AIこのページの要点

  • 1SESとフリーランスで同じスキルでも年収1.5〜2倍の差
  • 2フリーランスは案件・技術・単価を自分で選べる自由度
  • 3社会保険全額負担など理解すべきリスクもある
  • 4独立は経験3年以上・貯金6ヶ月分が目安
対象: エージェント・商流について知りたいフリーランスエンジニア更新: 2026/3/6出典: FreelanceDB
SES vs フリーランス

SESとフリーランスの違い
独立前に知っておくべきこと

契約形態・年収・安定性を徹底比較

SES
雇用・安定
フリーランス
独立・高収入

SES企業で働いていると「フリーランスになった方が稼げるのでは?」と考えることがあるでしょう。 実際、同じスキル・同じ現場でも、フリーランスの方が年収が1.5〜2倍になるケースは珍しくありません。 このページでは、SESとフリーランスの違いを整理し、独立を検討するための判断材料を提供します。

SES vs フリーランス 比較表

項目SESフリーランス
契約形態雇用契約(正社員・契約社員)業務委託契約(準委任・請負)
年収目安350〜550万円600〜1,000万円
社会保険会社が半額負担全額自己負担
案件の選択会社が決定(選べない)自分で選べる
単価交渉会社任せ自分で交渉
雇用の安定毎月の給与保障あり案件がなければ収入ゼロ
有給休暇あり(法定)なし

SESからフリーランスになった人の例

A
Aさん28歳)
Java 4年
SES時代
年収420万円
フリーランス
70万円
(年収840万円)
+420万円

同じ現場で働いていたのに、会社に半分近く取られていたと知ってショックだった

B
Bさん32歳)
React 5年
SES時代
年収480万円
フリーランス
80万円
(年収960万円)
+480万円

案件を選べるようになり、やりたい技術に集中できるようになった

C
Cさん35歳)
PM 7年
SES時代
年収550万円
フリーランス
95万円
(年収1140万円)
+590万円

マネジメント経験が評価され、想定以上の単価でスタートできた

フリーランスになるメリット

年収が大幅アップ

SES時代の1.5〜2倍になるケースが多い。年収400万円のSESエンジニアがフリーランスで700〜800万円も珍しくない。

案件を自分で選べる

技術スタック、勤務地、リモート可否など、自分で選んで働ける。興味のない案件に入れられることがない。

市場価値が見える

単価という形で自分の市場価値がわかる。スキルアップが収入に直結する。

キャリアを自分で設計

会社の都合ではなく、自分のキャリアプランに沿った案件選びができる。

フリーランスになるデメリット

理解しておくべきリスク

収入が不安定になる可能性

案件が決まらない期間は収入ゼロ。ただし、IT人材は需要が高く、スキルがあれば案件獲得は難しくない。

社会保険の負担増

国保・国民年金は全額自己負担。年間で30〜50万円程度の負担増。ただし、年収増で十分カバーできることが多い。

事務作業が増える

請求書発行、確定申告など自分でやる必要がある。会計ソフトを使えば負担は軽減できる。

福利厚生がない

退職金、住宅手当、家族手当などは自分で準備する必要がある。

独立の準備ステップ

1

市場価値の確認

独立3〜6ヶ月前

エージェントに登録して、自分のスキルでどのくらいの単価が見込めるか確認。SES時代の給与との差を把握する。

2

貯金の準備

独立3〜6ヶ月前

生活費の3〜6ヶ月分を貯金。案件が決まるまでの期間や、万が一のための備え。

3

住宅ローン・クレカの審査

独立前

必要なら、正社員のうちに住宅ローンやクレジットカードの審査を通しておく。フリーランスになると審査が厳しくなる。

4

案件の事前確保

退職1〜2ヶ月前

退職前に次の案件を決めておくと安心。エージェント経由で並行して探し始める。

5

退職手続き

退職1〜2ヶ月前

現案件の契約期間を確認し、円満退職を心がける。引き継ぎをしっかり行い、関係を良好に保つ。

6

開業届・青色申告の申請

開業後2ヶ月以内

税務署に開業届を提出。同時に青色申告承認申請も行うと、節税メリットが大きい。

よくある質問

SESからフリーランスになるベストタイミングは?

経験3年以上が目安です。特定の技術で専門性があり、一人で設計・実装ができるレベルになったら独立を検討できます。また、貯金が生活費6ヶ月分以上あると安心です。住宅ローンを考えている場合は、SES在籍中にローンを組んでから独立するのがおすすめです。

SESで年収400万円だと、フリーランスでいくらになる?

同じスキル・経験なら、月単価60〜70万円(年収720〜840万円)が目安です。これはSES企業が取っていたマージン(30〜50%)がなくなるためです。ただし、社会保険料の自己負担(年間30〜50万円)を差し引いても、手取りは大幅に増えるケースが多いです。

経験が浅くてもフリーランスになれる?

可能ですが、慎重に判断しましょう。経験1〜2年だと単価が低くなり、SESとあまり変わらないことも。まずはSESで3年程度経験を積み、特定技術で専門性を身につけてから独立する方が、高単価を狙いやすいです。

SESを辞める時の注意点は?

(1)現案件の契約期間を確認(途中離脱は避ける)、(2)退職届は1〜2ヶ月前に提出、(3)引き継ぎをしっかり行う、(4)健康保険の切り替え手続き(任意継続か国保か)。円満退職を心がけると、後々の紹介につながることもあります。

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